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#008 琵琶湖とその水辺景観
比叡山延暦寺
比叡山は大きく東棟・西棟・横川の三つに分けられ、これら三塔の諸堂を総称して延暦寺という。今から1200年前、伝教大使最澄が一条止観院(現:根本中堂)を建て薬師如来を安置し開山したのが始まりである。それ以来、鎮護国家・学問修行の道場として発展し、鎌倉時代には法然・親鸞・栄西・道元・日蓮をはじめ、多くの高僧を輩出してきたことから「日本仏教の母山」とも呼ばれている。昭和62年8月には比叡山開創1200年を慶賛して世界の諸宗教の代表者が平和のために祈る「比叡山宗教サミット」が行われ今もなお続いている。また平成6年12月には世界文化遺産に登録された。杉木立の深い山内は現在も修行道場として厳粛な雰囲気に満ちている。また、平成28年4月より約10年亘り国宝根本中堂が60年ぶりの大改修に入っており、中庭に設置された「修学ステージ」から改修の様子を観ることができる。
和の祈りを映す琵琶湖。水の恵みあふれるこの世の楽園、理想郷と讃えて「天台薬師の池」に見立て、最澄は比叡山に延暦寺を建立した。根本薬師は国宝延暦寺根本中堂の内陣厨子に秘仏として安置され、不滅の法灯とともに、最澄の理想と信仰を伝え、「水の浄土・琵琶湖」を見守り続ける。
【文責】 大津市観光振興課
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