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#053 米作り、二千年にわたる大地の記憶
菊池の松囃子
菊池の松囃子は、古くから伝承されている芸能であり、毎年10月13日秋の大祭に、菊池松囃子能場(県指定文化財)で行っている。能場の前には「将軍木」と呼ばれる椋の木があり、征西将軍である懐良親王(かねながしんのう)に見立てて舞う。
中世に安定した統治を行い米作りの発展に寄与した菊池氏が、懐良親王(かねながしんのう)を迎え年頭の祝儀として行ったことを起源とする芸能。中世の松囃子の一形態を伝えるものとして重要であり、能の変遷過程を知る上でも全国的に貴重。勢利婦(せりふ)中に「寒暑時をたがえず」と順調な天候の表現があり、農耕への期待がうかがえる。
【文責】 菊池市文化課
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