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#074 1300年つづく日本の終活の旅
三室戸寺 本堂
奈良時代、光仁天皇の霊感により宇治川の支流で発見された、珍しい二臂の千手観音像が本尊。桓武天皇の時代、白檀で造像した約6メートルの千手観音像の胎内に納められたが、その後、火災に遭い、桓武天皇の観音像は焼失。二臂の尊像は無事で、今も本堂に奉安されている。風光明媚な宇治に、庭園だけで5,000坪という広大な境内。「昭和の小堀遠州」と称された作庭家、中根金作氏の設計による回遊式大庭園では、桜、ツツジ、アジサイ、ハス、ハギ、シュウメイギク、紅葉と、四季折々の景観が楽しめる。また、令和4年より公開された「しだれ梅庭園」では、250本のしだれ梅が、春先に次々と、赤、白、ピンクの美しい花を咲かせる。境内の「浮舟の石碑」は、紫式部が書いた「宇治十帖」の悲劇のヒロイン「浮舟」を偲ぶもの。物語の中で仏道の師として登場する「宇治山の阿闍梨」は、当時の三室戸寺の僧侶であったといわれている。
西国第10番札所。
【文責】 大津市観光振興課
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