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#074 1300年つづく日本の終活の旅
長命寺 本堂
「健康長寿の観音さん」「いのちでら」として信仰される。山そのものが神の宿る「ご神体」として崇拝される、琵琶湖畔の標高333メートルの奥島山南西に所在する。境内には巨石が多く見られ、本堂北斜面にある「六処権現影向石」は、「古事記」や「日本書記」にしばしば登場する武内宿禰が修行の場にしていたと伝わる。武内宿禰は、5代もの天皇に仕えた忠臣であり、その長寿は、この地での修行により得たものといわれている。後の時代、聖徳太子が訪れ、宿禰由緒の柳の霊木で千手観音像を造立し、諸堂を建立した。その後、諸堂は16世紀初頭の戦乱により焼失したが、安土桃山期に再建され、織田信長や豊臣秀吉の庇護を受けた。現在の本堂、三重塔、三仏堂、護摩堂、鐘楼は、すべて重要文化財。本堂中央須弥壇の厨子には、千手観音、聖観音、十一面観音の三体の仏像が安置され、これら三体を「三尊一体」としてひとつの本尊とする。全て重要文化財。秘仏であり開帳は不定期となっている。
西国第31番札所。
【文責】 大津市観光振興課
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