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#103 砂糖文化を広めた長崎街道
嬉野市塩田津
塩田津は長崎街道の宿場町として、また有明海の干満の差を利用して発達した川港として栄え、江戸時代には、蓮池藩の西目の中心でもあった。街道沿いには大小の町屋が軒を連ねていた。街の後方の中腹には4つの寺が位置し、頭人役所や塩田学寮があり、塩田郷の中心地として繁栄したところである。江戸期後半から火災や風水害に強い漆喰造りの「居蔵家」と呼ばれる大型町屋ができ重厚な街並みが形成され、また塩田石で作られた仁王像や恵比寿像などの石造物が町並みの各所にみられ、現在も歴史的な景観が残されている。このため平成17年には重要伝統的建造物群保存地区に選定され、以後町並みの修理・修景が進められている。
長崎街道の宿場町、有明海を利用した港町という二面性を持ち栄えた地。陸海の交通の要衝であることから物流も盛んだった。 宝暦・明和(1751~1772)頃には砂糖座が、反物座、荒物座、唐薬種座などと軒を並べた。当時は菓子屋、飴屋、餅屋といった砂糖を使用していたお店が合わせて 8件あった。かつて「菓子屋善七」として代々菓子屋を営んでいたとされる伝統的建造物・西家が残さ れている。
【文責】 長崎市商業振興課
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