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#074 1300年つづく日本の終活の旅
岡寺(龍蓋寺) 本堂
日本で最初の「厄除霊場」として知られる。奈良時代の仏教界のトップを務めた義淵僧正が開基。「大化の改新」を断行した中大兄皇子として知られる天智天皇の勅願により伽藍が建立された。本尊は奈良時代に造立された如意輪観音像で、現在流布している密教色の強い六臂のお姿ではなく、二臂のお姿をしており、如意輪観音像としては非常に古いお姿をされている。また、高さ約4.8メートルと、塑像としては日本最大で、重要文化財に指定されている。弘法大師空海がインド・中国・日本の三国の土を合わせて造像し、その際に義淵の持仏とされる金銅製の小観音像を胎内に奉安したとも伝わる。寺宝のひとつである義淵僧正の坐像は国宝に指定されており、現在は奈良国立博物館に寄託されている。春には天竺牡丹やシャガ、シャクナゲ、樹齢500年のサツキが境内を彩る。本堂の前の「龍蓋池」は、その昔、農地を荒らし、農民を苦しめていた悪龍を、義淵僧正が法力を持って封じ込め、大きな石で蓋をしたと伝わる。
西国第7番札所。
【文責】 大津市観光振興課
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