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2026.03.24

文化庁

今年も大盛況!東京有楽町で2026日本遺産マルシェを開催!

毎年2月13日は、「にほん(2)いさん(13)の日」。それを記念して、2026年2月14日(土)・15日(日)の2日間、有楽町駅前広場・東京交通会館1階イベントスペースで2026日本遺産マルシェを開催しました。この記事では、当日のイベントの様子をご紹介します。

全景

2026日本遺産マルシェに94のブースが出展!

今年は、89の日本遺産認定地域と5つのオフィシャルパートナー企業・団体にPRブースを出展いただきました。各ブースでは、名産品の販売や試食・試飲、オリジナルグッズがもらえるゲーム・クイズなどを通じて、それぞれの地域の魅力あふれるストーリーをPRしました。


オリジナルの法被(はっぴ)や衣装を着て、日本遺産の魅力を発信!

PRブースSTORY #098 STORY #098 もう、すべらせない!!~龍田古道の心臓部「亀の瀬」を越えてゆけ~

PRブースSTORY #057 STORY #057 地下迷宮の秘密を探る旅〜大谷石文化が息づくまち宇都宮〜

PRブースSTORY #052 STORY #052 関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~

PRブースSTORY #004 #021 左)STORY #004 灯(あか)り舞う半島 能登~熱狂のキリコ祭り~、右)STORY #021 会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~

PRブースSTORY #011 STORY #011 日本国創成のとき ~飛鳥を翔(かけ)た女性たち~

PRブースSTORY #020 STORY #020 自然と信仰が息づく『生まれかわりの旅』~樹齢 300 年を超える杉並木につつまれた 2,446 段の石段から始まる出羽三山~

名産のお酒を販売するブースも。

純米酒 瑞泉の販売 純米酒 瑞泉の販売

ワインの販売(山梨) ワインの販売(山梨)

北前かすてらの試食 北前かすてらの試食

藍茶の試飲 藍茶の試飲

PRブースでは体験型ワークショップも開催。

ワークショップ・笏谷石の石積み体験 笏谷石の石積み体験

ワークショップ・メタバース体験 人気ゲーム「Fortnite(フォートナイト)」を活用したメタバース体験

海外からのお客様も興味津々で足を止めていました。
各地のご当地キャラも登場!たくさんの方が一緒に写真撮影を行いました。
ご当地キャラ 宮城県気仙沼市「海の子ホヤぼーや」
ご当地キャラ 長崎県壱岐「人面石くん」
ご当地キャラ 岩手県陸前高田市「たかたのゆめちゃん」

特設ステージでは誰でも参加できるイベントを開催!

会場内に設置された特設ステージでは、2日間にわたり日本遺産のPRやイベントが行われました。それぞれの日本遺産にまつわるクイズや民謡の披露など、約30のステージが用意され、会場を訪れた方の多くが足を止め、見入っていました。
オフィシャルパートナー公益財団法人 日本観光振興協会

特設ステージでは、日本遺産認定協議会のほか、日本遺産オフィシャルパートナーの1つである公益財団法人 日本観光振興協会から、同協会が主催している「日本遺産 御周印」の紹介や御周印数にまつわるランキングの発表、すべての日本遺産を巡った「完全制覇者」の表彰を行っていただきました。

日本遺産の御周印は、日本各地の日本遺産を巡った証として集めることができる記念の印です。専用の御周印帳が販売されており、その中に各日本遺産の印影を記録することができます。すべての日本遺産を周っていただきたいとの想いから、御“周”印と名付けられました。令和6年にスタートしたばかりの御周印ですが、今や毎月1000以上の押印がされるなど、徐々に人気が高まっています。

あわせて、全国104の日本遺産の中から、御周印の押印数の多い順にランキングが発表されました。実際に押印した方からは「地元の方々とのコミュニケーションが楽しかった」との声も寄せられているそうです。

【日本遺産御周印 全国押印実績ランキング(地域型:一つの自治体内にあるもの)】
1位 霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ、たぐいまれな霊山の物語~
2位 本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命「炭鉄港」~
3位 「いざ、鎌倉」~歴史と文化が描く武士の古都~
4位 瀬戸の夕凪が包む 国内随一の近世港町 ~セピア色の港町に日常が溶け込む鞆の浦~
5位 「鮭の聖地」の物語 ~1000年を越えて受け継がれる鮭文化~
【日本遺産御周印 全国押印実績ランキング(シリアル型:複数の自治体にまたぐもの)】
1位 荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~
2位 近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の本源-
3位 関門“ノスタルジック”海峡 ~時の停車場、近代の記憶に残る、安らぎの港町~
4位 “日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島 -よみがえる村上海賊“Murakami Kaita”の記憶-
5位 旅人たちの足跡残る悠久の石畳道 -箱根八里-
また、御周印は令和6年の開始から1年が経過したばかりではありますが、全国104の日本遺産をすべて巡った「完全制覇者」の表彰も行われました。

表彰の様子 表彰の様子

左)表彰された旅人nobumaeさん、右)公益社団法人日本観光振興協会の理事長 最明仁さん 左)表彰された旅人nobumaeさん、右)公益社団法人日本観光振興協会の理事長 最明仁さん

<御周印完全制覇者 旅人nobumaeさんのコメント>

「大好きな旅をして表彰をしていただけるのは本当に素敵なことだと思っています。日本遺産のストーリーを巡る旅では、たくさんの出会いとワクワクがありました。私の旅の基本的なスタイルは、電車と路線バス、現地で借りるレンタサイクルです。景色を楽しみながらゆっくりと時間をかけて回ることができたのが良かったと思います。日本遺産を周る旅では、琴線に触れる、心が震える場面がたくさんあり、改めてストーリーに沿った旅は良いなと思いました。御周印の収集は終わりましたが、これからも日本遺産ストーリーを巡る旅は続けていきたいと思っています。本日はありがとうございました」。
 

文化庁スペシャルステージのトークセッションには
日本遺産大使が登壇!

トークセッション

14日(土)の文化庁スペシャルステージでは、日本遺産大使である能楽師の大倉正之助さん、パフォーマーのEXILE ÜSAさん、タレントの中田あすみさんの3名がトークセッションを行いました。はじめに、大倉さんが能の歴史について次のように話しました。

「能楽は日本の伝統芸能としては古いルーツを持っており、中世室町時代の世阿弥という偉人が出てきますが、能はそれ以前からあったとされています。書き記されたものはあまり残っていませんが、聖徳太子の時代、つまり飛鳥時代に秦河勝という人物が能の源流をつくったとされています。当時、平和な世の中を作ろうと十七条の憲法が制定されました。第一条で『和をもって尊しとなす』」とありますが、その精神を体現するのが能と言われています(大倉さん)。

その後、大倉さんによる鼓の生演奏が披露されました。演奏後、大倉さんは「私は太古の『調(しらべ)』という概念を大切にしています。これは『調和』であり、季節や場所によって音が変わります。(鼓の打ち手は)その一役を担っているだけであって、私が全部作っているわけではありません。その時、その場所、その気候、そしてここにいらっしゃる一人ひとりの存在も、音に関わっている要素ということです。例えば、ここで赤ちゃんが泣いていたとしても、それも含めてこの世に存在するすべての受け入れ、そして表現していく。それが能の本意ではないかと思っております」とコメントしました。

演奏を聴いたÜSAさんは、「痺れましたね。これだけの都会の喧騒の中で大倉さんの声と鼓が響いたときに、本当に空気が変わるような感じがして心に響きました」と感想を述べました。

ÜSAさん

続いて、ÜSAさんと中田さんが訪れた愛媛県今治市の日本遺産「“日本最大の海賊”の本拠地:芸予諸島-よみがえる村上海賊“Murakami KAIZOKU”の記憶-」に話題が及び、ÜSAさんは現地を訪れた感想をこう述べました。

「まず、日本に海賊がいたということにびっくりしました。僕の中で海賊は、他の船を襲って金銀財宝をいただくイメージだったんですが、村上海賊は『海の安全を守る水先案内人』として、みんなを守っていました。そのストーリーを知り、本当に大好きな場所・ストーリーになりましたね」(ÜSAさん)。

ÜSAさんと中田さんが日本遺産村上海賊を訪れた様子は、文化庁公式YouTubeチャンネル『文化庁 bunkachannel』でフルバージョンが公開されています。
 

大倉さん・ÜSAさん・中田さん

最後に、認定地域と来場者に向けてÜSAさん、大倉さんのお二人からメッセージが送られました。

「本日はお集まりいただきありがとうございました。日本遺産は日本全国104件あります。僕も一つひとつのストーリーを噛み締めながら旅をして、そこで感じたことを踊りで表現したいという夢があります。そして、104すべての御周印を御周印帳に押したいと思っていますので、みなさんも日本遺産を旅して、どこかの旅先でお会いできたら嬉しいです。今日はありがとうございました」(ÜSAさん)。

「私は伝統芸能に携わっていますが、日本遺産大使をしていると発見があるんです。鼓に使う紐など、伝統的なものづくりがだんだんと弱くなっていて、国内で作れなくなってしまっています。『これはいかん』と、100年前の鼓を復元しました。最近では、紐の部分にナイロンや化学染料が使われることもあるのですが、『それは伝統ではないだろう』と麻を使用しました。古来の製法、職人が手塩にかけて丹精込めて作られたものに変えていけるよう今努力しております。みなさまの暮らしの中でも、たくさんそういうことがあるのではないかと思います。きっと日本遺産の旅をされる中で、日本の古き良き遺産の中で受け継がれていくべきもの、大切なものがたくさんあるということを、それぞれのご家庭の中でも見つけていただけたら幸いです」(大倉さん)。

大倉さん・ÜSAさん・中田さん トークセッションの後、3名は日本遺産村上海賊のPRブースを訪れました。

日本遺産オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーも開催

スタンプラリー
スタンプラリー
スタンプラリー
この2日間、日本遺産イベントではおなじみとなっている、オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーも実施しました。3つ以上のブースを周ってスタンプを集めたら、扇子やボールペン、缶バッジなどのグッズをプレゼントするスタンプラリーは今回も大好評で、多くの方にブースを訪問し、日本遺産ストーリーを知っていただく良い機会となりました。
 

特設ステージで2日にわたり司会を務めたゴライトさん 特設ステージで2日にわたり司会を務めたゴライトさん

大盛況のうちに幕を閉じた2026日本遺産マルシェ。日本遺産ファンの方々はもちろん、日本遺産をまだご存知ない方にも楽しんでいただける内容となりました。文化庁では、これからも日本遺産の魅力を最大限に発信できるよう取り組んでまいります。

みなさんも、全国に104ある日本遺産認定地域の情報を、日本遺産ポータルサイトや公式Instagram公式X等でチェックいただき、ぜひ現地で日本遺産を体験・体感してみてください!

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