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#075 旅引付と二枚の絵図が伝えるまち
七宝瀧寺絹本著色不動明王二童子四十八使者図
両面中央に不動明王とその眷属の矜羯羅・勢多迦の二童子を配し、その左右に四十八使者を描く不動明王の絵画です。四十八使者のそれぞれの形状、肉色、持ち物より各使者の尊名を明らかにすることができ、それを順序どおりに描いています。 この図の髪の毛筋、着衣の文様、装身具の金泥など著色が丁寧であることや、筆遣いから南北朝中期に製作されたと考えられています。 同じ頃に製作されたものに岡山県宝光寺の作品がありますが、岩座の雛に金泥を入れている以外は全く同じ図柄で、四十八使者を描く不動明王の絵画は、日本でこの2点のみと貴重なものです。 平成5(1993)年に市指定有形文化財となりましたが、その重要性から平成24(2012)年に府指定有形文化財になりました。
四十八使者図を伴う不動明王を描く絵画で、日根荘に由来し、南北朝期の葛城修験の世界を伝える。
【文責】 泉佐野市文化財保護課
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