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#075 旅引付と二枚の絵図が伝えるまち
湊遺跡出土烏帽子
湊遺跡は、佐野川下流左岸に位置する中庄地区に広がります。この遺跡は、弥生時代後期から古墳時代前期にかけて大阪湾の製塩業に従事した集落があったことで有名で、また奈良時代には掘立柱建物の住居や倉庫が立ち並ぶ海浜部の主要な拠点となっていました。 中世になると、熊野街道の整備に伴って市場も形成されたことが、『政基公旅引付』などに書かれています。この烏帽子は、鎌倉時代頃につくられた集落の工房跡で発見されました。地面を一段掘り込んだ床の上に黒漆を塗った布製の烏帽子烏帽子がほぼそのまま押しつぶされるような形で出土しています。この烏帽子は成人男性のもので、おそらく工人が被っていたものと考えられます。 調査では他にも掘立柱建物跡と土壙墓も見つかっています。土器や瓦づくり、鉄鍛冶、櫛などの生活用具や農具製作を担った様々な職種の人々が荘園内に居住したことを物語っています。保存処理が施されたこの烏帽子は現在、「レイクアルスタープラザ・カワサキ歴史館いずみさの」で保存されています。
当時の成人男性がかぶった布製の実物。室町時代の木棺とともに出土した。
【文責】 泉佐野市文化財保護課
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