構成文化財を探すSEARCH CULTURAL PROPERTIES

条件を絞り込む

ストーリーから見る

地域から見る

文化財体系から見る

分野から見る

さらに絞り込む

条件をリセット

さらに絞り込む

条件をリセット

条件をリセット

#075 旅引付と二枚の絵図が伝えるまち

じげんいんこけらきょう慈眼院こけら経 

  • 有形文化財
  • 民俗文化財
  • 大阪府泉佐野市

慈眼院こけら経  慈眼院こけら経 

文化財体系 有形文化財/民俗文化財
所在地 大阪府泉佐野市

概要


こけら経は、「卒塔婆」「経木」などと呼ばれるもので、薄い木片に経文を写したものです。経典の中でも圧倒的に「法華経」が書写される例が多く、これは平安時代から貴族などを中心としてさかんに行われました。
現在、こけら経は全国で発掘調査や仏像の胎内から発見されることが多く、そのほとんどが束がはずれてバラバラの状態で見つかり、元の状態を止めていませんが、慈眼院のこけら経については束でまとまった形で見つかっています。
このこけら経は、経木1枚1枚の幅が狭く、割矧いで制作し、その両面に経文が書いてあることから見て、鎌倉時代のものと考えられます。

ストーリーの位置づけ

奉納される長さ30cm、幅1cmの杉板片を円筒状に束ねたこけら経は鎌倉時代の民衆信仰を今に伝える。

【文責】 泉佐野市文化財保護課

ストーリーを読む

同じストーリーの構成文化財をみる

ページの先頭に戻る