「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま〜古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語〜STORY #064
みどころspot
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きびだんご
桃太郎伝説の地・岡山を代表する銘菓。桃太郎が鬼退治の際に犬・猿・雉に与えた黍団子をモチーフとし、江戸時代には吉備津神社の門前で売られていた。「吉備」の地名も、「黍」に由来するとの説がある。
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作山古墳(つくりやまこふん)
吉備勢力の強大さを伝える巨大前方後円墳。5世紀中頃に造営された全長約286mの巨大前方後円墳で、全国第10位の大きさである。鬼ノ城からも見下ろすことができる。
岡山県総社市三須 http://www.city.soja.okayama.jp/bunka/kanko/shitei_bunkazai/kuni/kuni_07.html 続きを読む
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鯉喰神社(こいくいじんじゃ)
鯉に化けて逃げる温羅を、吉備津彦命が鵜になり捕まえた場所に祀られた神社。実は楯築遺跡と同じく弥生時代末期の墳丘墓で、弧帯文石の類品や特殊器台が見つかっている。
岡山県倉敷市矢部109 続きを読む
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血吸川(ちすいがわ)
鬼城山を源流とする川で、吉備津彦命との戦いで傷ついた温羅の血が流れて真っ赤になったと伝えられ、下流には「赤浜」の地名も残る。名前の由来は、鉄分が含まれた川の水が赤かったためと言われ、この地域で製鉄が盛んであったことをうかがわせる。
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吉備津神社御釜殿(きびつじんじゃおかまでん)
温羅の首を釜の下に埋めたと伝えられ、釜の鳴動で吉凶を占うという鳴釜神事で有名な神殿。現在の建物は、1612年の再建。
岡山市北区吉備津931 086-287-4111 http://www.kibitujinja.com/ 続きを読む