「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま〜古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語〜STORY #064
みどころspot
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吉備津神社境内古図(きびつじんじゃけいだいこず)
鬼城山、楯築山、鯉喰宮、血吸川、矢喰合宮といった温羅伝説にまつわる場所も描かれた吉備津神社の境内図。吉備津神社が伝説ゆかりの地を重視していたことが分かる。
岡山市北区吉備津931 086-287-4111 http://www.kibitujinja.com/ 続きを読む
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吉備津神社の鬼面(きびつじんじゃのおにめん)
額に差し込まれた角は失われているが、丸い目や出っ歯、大きな鼻はどこかユーモラスであり、温羅伝説に登場する鬼の温羅の表情を想像させる。16世紀ごろの作と考えられる。
岡山市北区吉備津931 086-287-4111 http://www.kibitujinja.com/ 続きを読む
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吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)
吉備津彦命を祀る神社で、吉備国が備前・備中・備後に分割された際に備前一宮として建てられたとされる。境内の温羅神社に温羅も祀られている。
岡山市北区一宮1043 086-284-0031 http://kibitsuhiko.or.jp/ 続きを読む
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特殊器台(とくしゅきだい)
吉備文化の独自性を象徴する考古資料で、弥生時代後期に吉備で葬送の祭りに使用された土器。温羅伝説ゆかりの楯築遺跡や鯉喰神社でも出土している。また、奈良県の箸墓古墳でも出土するほか、円筒埴輪の祖型ともされる。
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牟佐大塚古墳(むさおおつかこふん)
吉備三巨石墳の一つ。6世紀末ごろに造られた大形の円墳で、横穴式石室も全長18.0mと巨大である。吉備津彦命の子孫とされる上道氏の墓と考えられている。
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