「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま〜古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語〜STORY #064
みどころspot
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箭田大塚古墳(やたおおつかこふん)
吉備三巨石墳の一つ。直径約50mの円墳で、全長19.1mの巨大な横穴式石室をもつ。吉備津彦命の弟の子孫とされる下道氏の墓と考えられている。
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上東遺跡出土の桃の種(じょうとういせきしゅつどのもものたね)
温羅伝説ゆかりの地に近接する、弥生時代の上東遺跡から出土した9,606個の桃の種。一つの遺構から出土した数では全国的にも群を抜いて多く、古くから岡山と桃のつながりが深かったことをうかがわせる。
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吉備津宮勧進帳(きびつぐうかんじんちょう)
1583年に成立した吉備津神社の記録で、吉備津彦命による鬼退治の記載がある。温羅伝説は600年以上前には成立していたとされ、年号がはっきりした記録として最も古いのがこの資料である。
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鬼城山(鬼ノ城)きのじょうさん(きのじょう)
温羅伝説の中では、温羅の居城と伝えられているが、実は城内面積約30haに及ぶ巨大な古代山城。門や角楼などが復元されている。
岡山県総社市黒尾 続きを読む
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鬼の釜(おにのかま)
鬼ノ城近くにあり、温羅が生け贄をゆでた釜と伝えられている。実際には、鎌倉時代の僧重源が衆生施浴のため鋳造させたものとされている。
岡山県総社市黒尾1111-1 続きを読む